ある程度年齢を重ねてくると避けられない白髪のお悩み。
そもそもなぜ白髪になってしまうのでしょうか?
白髪の悩みを抱えている人は、黒い髪が白くなる理由を把握した上で対策を立てましょう。
白髪の原因は?
髪を黒く見せているものはメラニン色素であり、髪のベースとなっている色はあくまで白です。
フェオメラニンと、ユーメラニンという2種類のメラニンがあり、それぞれの分量比などで色合いが変化します。
黒髪になるために必要なメラニン色素が不足しているために、白髪になるわけです。
髪に黒い色素が入らずに伸びていく原因は、メラニン色素が栄養不足や成長不良でつくられないことです。
白髪を改善するには?
メラニンを作るには、ヨウ素やチロシンという栄養素が関わっています。
メラニンの生成にヨウ素が必要なのは、メラニンをつくるように働きかけるホルモンがヨウ素によって活性化するからです。
また、メラニン色素を生成するには原材料としてチロシンが必要です。
チロシンが不足すると、メラニンをつくりたくても生成されません。
海草類を摂取することでヨウ素は補給できますし、チロシンはアボカドやバナナ、大豆やチーズがお勧めです。
チロシンやヨウ素を摂取しても、肝心メラノサイトが毛根に働きかけなければ、髪の成長を促進することはできません。
頭皮の一つ一つにまで栄養が行き届くようにするには、血液の巡りがよい状態をつくることが肝心です。
白髪の悩みを解決するには、メラニンに関わりのある栄養成分を摂取して、頭皮のマッサージをすると良いでしょう。
まとめ
白髪のセルフケアとしてできることは、
- 食生活の見直し
- 運動や睡眠(運動は血流を良くする効果があり、新しい細胞を作るために睡眠は必要です)
- ストレスのない規則正しい生活
などが挙げられます。
白髪だけではなく、薄毛対策や、健康にもつながることなので、心がけていきましょう。